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街メモ |
「柿田川公園」基本情報
静岡県清水町にある柿田川公園は、高知県の「四万十川」、岐阜県の「長良川」とともに、日本三大清流のひとつと言われている「柿田川」が流れる公園です。
「柿田川」は全長が1kmほどの短い川でありながら、1日に100万t以上の湧出量があり、その量は東洋一とも言われています。
柿田川公園では、開放的な芝生広場や美しい水を眺められる遊歩道、湧き水を見るための展望台などがあり、他の公園では味わえない癒しのひとときを楽しめます。
公園入り口にある案内図
案内図を見ると、この公園がとても広いことがわかります。およそ1時間あれば、園内をゆっくり散策できるのではないでしょうか。
公園を回る前に見どころやコースを確認しておくと、よりいっそう楽しめますよ。右下にいるのは清水町のイメージキャラクターゆうすいくんです。
虹が見えることもある?噴水
公園の正面入り口を入ったところに、勢いよく噴き出している噴水があります。お天気や日の当たり方によっては、きれいな虹が見えるかも!
木々に囲まれた小道
公園入り口の右手には緑いっぱいの小道があります。立ち並んだ木々の向こう側は国道一号線。たくさんの車が走っていますが、そんなことは感じさせないゆったりとした雰囲気です。
きれいな水は宝物です
柿田川周辺もかつては荒れ果ててしまった時代があったそうです。しかし、たくさんの人々の努力によって今では「国定天然記念物」「日本の名水百選」に指定されています。
展望台にてきれいな水を見ることができます。
「第1展望台」とは
富士山などに降った雨や雪が長い月日を経て地下水となり、こんこんと湧き出す「わき間」を見られるのが「第1展望台」です。
展望台なので上り階段を想像していましたが、実際には下り階段でした。この先に展望台があります。
自然そのままの川
展望台から見えるのは緑あふれる自然のままの川。透明度が高く、水の中の様子もよく見えます。
大小多数の「わき間」が見られる
よく見ると、川底にたくさんある穴から湧水が絶え間なく湧き出している様子が観察できます。
必見の井戸があるという「第2展望台」
公園中央にある芝生広場を横目に見ながらしばらく進むと、第2展望台の看板があります。
神秘的な美しい井戸
柿田川公園の目玉と言っても過言ではないのが、この美しいブルーのわき間です。これはかつて紡績工場が利用していた井戸だそうで、中をのぞくと砂の動きで水が湧き出している様子がよくわかります。この神秘的な美しい青色は一見の価値ありです。
せせらぎは子供たちに大人気
きれいな湧水で思いきり遊べるせせらぎはたくさんの子供たちでにぎわっていました。
広場でピクニックもおすすめ
大きな広場にはテーブルやイスもあり、ピクニックも楽しめます。木陰が多いのも嬉しいポイント。食後にはバドミントンやキャッチボールもいいですね。
国道一号線沿いにありながら、たくさんの緑や美しい水に触れ、心身ともにリフレッシュできること間違いなしの柿田川公園。子供たちを遊ばせるために気軽に訪れる日常使いの公園としても行きやすいです。
また、週末にゆったりと外で過ごしたいときには、プチ旅行気分を味わえる場所としてもおすすめです。
駐車場の近くには、きれいな湧き水を使ったお豆腐屋さんやカフェ、お土産屋さんが並ぶエリアもあります。さらに、国道一号線を渡って徒歩1分ほどの所にはショッピングモールもあり、多様な楽しみ方ができます。ぜひご家族やお友達、親しい方たちと訪れてみて下さい。
三島みどり