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街メモ |
佐野美術館/隆泉苑 基本情報
佐野美術館は、1966年(昭和41年)年に開館してから、三島市民だけでなく、全国の芸術愛好家に親しまれています。美術館の展覧会は、恒例となっている雛人形や刀剣の展示をはじめ、画家、写真家、イラストレーターなどにスポットをあてた多彩なジャンルの企画で、ファンを飽きさせません。美術館敷地内の「隆泉苑」は趣ある日本庭園で、建物と表門が国の登録文化財に指定されています。美術館の開館時間中であれば、誰でも自由に散策することができます。
佐野美術館は、なんといっても多岐にわたる分野の展覧会に魅力があります。過去には、動物写真家として知られる岩合光昭さんの写真展や、若い方に人気の刀剣乱舞とのコラボ企画もありました。静岡県民だけでなく、全国から多くの人が鑑賞に訪れます。
美術館前案内版
最寄り駅・三島田町駅で下車。
踏切を渡って右手線路沿いの道を進み左折します。しばらく歩くと、佐野美術館敷地内にある隆泉苑の表門に出ます。
趣ある表門は登録文化財に指定されています。
そのまま、まっすぐ歩いて行くと、美術館の企画展案内板が見えてきます。
佐野美術館の正面玄関
佐野美術館の正面玄関は閑静な住宅街に位置しています。
少し気づきにくいかもしれません。
東海バス停留所
三島駅からバスを利用した場合こちらの停留所で下車します。
バス停側入り口
三島駅からバスを利用した場合、バス停は併設する和食処前にありますので、庭園を横切る形で美術館にでます。
三島駅からはバスが便利ですが、本数がすくないので伊豆箱根鉄道の利用をおすすめします。そのルートの方が、隆泉苑の表門も見られるし、美術館の正門もわかりやすいです。ご参考までに
バス停側案内版
美術館の中に入ると売店があり、受付でチケットを購入して2階の展示室に向かいます。
展覧会によっては、展示品に合わせたSHOPがOPENしたりします。
今回は「ヒグチユウコ」さん展でしたので、可愛らしい猫のグッズに出迎えられました。
美術館の売店ではアートな雑貨が販売されていて、見ているだけでも楽しいです。
三島で、有名な人の作品に触れることが出来、講演会やサイン会が開催されることもあるので、企画展の作家さんに直に会える機会があります。
トワレ(トイレ)
駐車場を出てすぐのトイレは掃除が行き届いていてとても綺麗です。
美術館の利用者でなくても開館中は使用できるので、隆泉苑の見学に訪れた人も安心。
トイレの前が有料レンタサイクルの駐輪場になっています。予約をして、自転車で散策するのも気持ちよさそうですね!
隆泉苑
美術館敷地内に隣接した庭園・隆泉苑を散策します。
隆泉苑表門は駐車場を出て左手にありますが、そこまで戻らなくても美術館側から庭園にでられます。
庭園内にも案内板があります。
美術館側から隆泉苑に入ると、奥にある表門を見学し忘れてしまいそうになるのでお忘れなく。素敵な表門です。
隆泉苑は無料で見学できますので、癒やされに是非足を運んでみてはいかがでしょう。
隆泉苑 紅葉
紅葉の時期の庭園は、閑寂さのなかに奥深いものや豊かなものを感じるような美しさがあり、まさに日本の寂の世界です。
隆泉苑 桜
春は桜が美しく咲きほこり、四季折々にその美しさと、うつろいゆく季節を目にすることができます。
せせらぎ亭
美術館内には、庭園を眺めれる和食処「せせらぎ亭」「松韻」が併設されています。
「せせらぎ亭」は予約が必要ですが、「松韻」は、甘味や日替わりランチもありますので、散策の途中で気軽に利用できます。
佐野美術館は、国宝の薙刀と重要文化財の大日如来座像を所蔵。
また、隆線苑の家屋と表門が国の登録文化財に指定されています。職人芸が生かされた昭和初期の優れた建築物です。
隆線苑の家屋は一般公開されていませんが、美術館主催の茶会や講演会などさまざまな催しに利用されるようです。機会があればぜひ足を運びたいと思いました。
柴田寿子
街メモ掲載日:2019/12/17
街メモ修正日:2020/01/21